5月1日(土)午前9時〜扇町公園で第75回メーデーがおこなわれます。世界と日本の労働者・国民のたたかいと団結の力の前進、国際連帯が刻み込まれたメーデーの歴史と積極的な伝統を引き継ぎ、第75回メーデーに参加しましょう。
●メーデーの歴史
労働時間短縮、暮らしと平和の要求掲げて
毎年5月1日、世界各地で開かれる労働者の集会-メーデー。5月(may)にちなんで、そう呼ばれます。
長時間労働に苦しむアメリカの労働者が1886年のこの日、「8時間労働」を要求し、約35万人がストライキに立ち上がったのが起源。「8時間は働き、8時間は睡眠し、残りの8時間は自由な時間に」というメーデーの原点は、長時間労働が拡大する今日、人間らしい労働のためにも今日的な意味をもっています。
日本で最初のメーデーは1920年。東京・上野公園で1万人余が参加。失業の防止や最低賃金法の設定とともに、8時間労働制、ロシア革命干渉のためのシベリア出兵の即時撤兵を決議しました。
その後も、治安維持法や不況と弾圧の下で闘うメーデーは続けられましたが、日本が戦争に突入(37年の「日中戦争」)する中でメーデーの開催は禁止に。戦後1946年に復活し、北海道から九州まで全国各地で行なわれ、参加者は戦前とは比較にならない人数にのぼりました。
●大阪集会は扇町公園で
扇町公園は地下鉄堺筋線「扇町」駅、JR環状線「天満」駅、下車スグ。8時45分から「門真市職労」ののぼりをもって扇町公園でお待ちしています。
9時から開会し、主催者や来賓のあいさつ、決意表明などのあとデモ行進へ。 門真市職労は天満橋コース。
●メーデースローガン
働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう
●メインスローガン
リストラやめろ、雇用をふやせ! 全ての労働者の賃上げで景気回復を。
許すな!年金大改悪・消費税大増税。社会保障を充実せよ。
自衛隊はイラクから撤退せよ。憲法改悪反対、憲法を生かす政治にかえよう。