ミュージカルのテーマソングを歌う出演者たち=門真市新橋町
小学生から高齢者まで様々な世代の市民約100人が歌や踊りを披露する「わがまち門真市民ミュージカル」(実行委員会主催)の開講式が8日、門真市新橋町の市立公民館であった。出演者らは8月下旬にある本番まで約60回の稽古に励む。監修・作詞担当で劇作家の別役実さんは「舞台のレベルと組織力は市民ミュージカルとしては全国トップクラス」と自信を見せる。
地域の文化活動振興と住民同士の絆を深めることを目的に2004年に始まった。ほぼ2年に1回開催され、今年で5回目。物語は、門真特産のレンコンにちなんだ「蓮(ハス)の夜の夢」。シェークスピアの「夏の夜の夢」を門真風にアレンジし、男女の結婚を巡るドタバタを描く。
出演者らはオーディションを経て選ばれた6〜79歳。約30人の吹奏楽も加わる。この日、出演者代表として登壇した小学校5年の田上雄士(かつし)君(10)は「思いっきり楽しんで、思いっきり汗を流しましょう」と呼びかけた。
上演は8月21日午後1時と同5時の2回、門真市末広町の市民文化会館ルミエールホールで。一般1500円(当日1800円)、中学生以下1千円(同1500円)。問い合わせは実行委事務局(06・6906・8001)へ。
第5回市民ミュージカル チラシ