現憲法成立に関わった、故幣原喜重郎(元内閣総理大臣)生誕の地 門真から憲法を考えよう

憲法記念のつどい


 憲法「改正」の動きが、いよいよ現実的な日程にのぼってきました。「戦争の放棄」を定めた憲法9条をはじめとする日本国憲法は、平和や私たちの暮らしを守る大きな力を発揮してきました。
  現憲法成立に関わった、故幣原喜重郎(元内閣総理大臣)生誕の地 門真から「憲法記念のつどい」を関係各位に協力をえて開催しようと、市内の個人や団体で構成している「憲法を考える会」で計画を進めています。

日時 2005年5月3日(祝) 午前10時30分〜12時

会場 ルミエールホール レセプションホール

内容  音楽演奏(クラッシック) 主催者挨拶 メッセージ披露 歌

    喜重郎の功績(紙芝居) リレートーク「わたしと憲法・門真」

    提案 閉会挨拶

  

主催   憲法を考える会 

      連絡先 門真市職員労働組合 06−6903−8668

幣原喜重郎さん

 幣原喜重郎さんは1872年(明治5年)に現在の門真市一番町に生まれ育ち、戦後5内閣の外務大臣を歴任し、諸外国との強調を重んじた「幣原外交」で有名です。

 さらに幣原さんの名を高めたのは、戦後2ヶ月後、73歳の高齢で総理大臣に任命され、連合国との交渉を重ねて、日本国憲法作成に尽力されたことです。 

故幣原喜重郎さんの発言

(昭和21年8月27日 第90議会貴族院において 吉田内閣 国務大臣時)
「改正案の第9条は戦争の放棄を宣言し、わが国が全世界中最も徹底的な平和運動の先頭に立って指導的役割を占むることを示すものである。

 今日の情勢になほ国際関係を律する一つの原則として、ある範囲の武力制裁を合理化、合法化せんとするが如きは、過去における幾多の失敗を繰り返す所以であって、最早我が国の学ぶべきところではない。

 文明と戦争とは結局両立し得ないものである。文明が速やかに戦争を全滅しなければ、戦争が先づ文明を全滅することになるだろう。

 私は斯の(この)様な信念を持ってこの憲法改正の義に與(た)つたのである。」

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