NHKスペシャルで門真を放映

「データーマップ63億人の地図」

     
 2004年3月28日(日)午後9時から NHKスペシャル「データーマップ63億人の地図」第3回「希望の町へ〜都市再生への挑戦〜」で、6分程度、 門真のことが放映されました。

 市職労まちづくり研究会が昨年12月に発行した「自立定住都市ーかどま」や、一昨年6月発行の「門真・守口の合併問題を考える」を市職労のホームページを通じて知ったNHKスタッフが2月に商店街をはじめ、住民団体・行政当局、市民にも数日かけて取材されたものです。

 番組では、アメリカのフィラデルフィアのような大都市での中心部において、貧しい人々が集まって暮らし、郊外には豊かな人々だけが住む、いわば所得の「ドーナツ模様」が世界的にあることに注目しました。   同じような現象にあるイギリス・バーミンガム、そして日本の門真市において、町の厳しい現実に、希望を取り戻そうと立ち向かう人々を紹介していました。

 

「門真生活と健康を守る会」の活動を紹介

 門真市では希望を取り戻そうと立ち向かう人々として、「門真生活と健康を守る会」(略称「生健会」)の活動が放映されました。

 生健会のニュース「れんこん」(4月4日付 bR56)にもその反響を紹介しています。以下、ニュースの抜粋です。

 NHKにも、生健会にも反響があって、電話での問い合わせが相次ぎました。

 「僕もこんな活動したかった(イギリス・バーミンガムでの取り組みを見て)日本はおくれていますねえ。生健会への入会も考えています」(守口市.30代男性)

「マンションの一部屋空いているので、提供したい」(若い女性の声)」

「(番組に出演していた生健会の会員)大江さんは同級生かも。元気でいますか。連絡したい。」(兵庫県から)

   などなど

 「昨日、見みたでえ」と歩いていても、電話でも、声をかけられました。

 生健会の運動は、世界でも先進的なんですね。もう50年以上やっているのですから。しかも会員が会費を出し合ってですから、すごいことです。

 NHKのレポーターが行っていた「一人の人も排除しない、人間の生活の向上」めざすことこそ、街が生き生きとよみがえり人類の進む方向との締めくくりに生健会の事務所で番組をみていたメンバーで大きな拍手を送りました。

 「門真生活と健康を守る会」事務所

  門真市千石東町1-22
  電話 072‐884‐5663 / FAX 072‐884‐5695

2004年4月11日付「大阪民主新報」に掲載