第4回 | |
門真市内出土の正月の遊び道具について | |
宇治原 靖泰 (市史編さん課) |
毬打ちをする人(『鳥獣戯画』より)と毬打ちの木球 (門真市教育委員会 所蔵) |
普賢寺遺跡(幸福町)と西三荘遺跡(大学門真)で鎌倉・室町時代の直径5cmほどの木製の球が合わせて3個出土しています。これは毬打(「ぎっちょう」と読みます)という遊びの木球で、源平時代には京都で盛んにおこなわれていました。 |
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1957(昭和32)年4月12日生まれ、滋賀県彦根市出身、奈良大学文学部史学科考古学専攻卒業、大阪府教育委員会、東大阪市文化財協会を経て、昭和60年より現職。(うじはら やすひろ) |