保育所民営化を考えるF

経験豊かな信頼できる先生が大切

     (保護者アンケートよりB)

  
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  門真保育運動連絡会は、公立保育園に通園している保護者に2006年9月にアンケートを実施しました。

 大阪府下で実施された民営化の状況を見て、利用者である保護者は、アンケートの中で沢山の意見、要望、疑問の声を寄せています。その一部を紹介します。


●自分の大切な子どもを安心して預けるにはやはり信頼できる先生がいるからこそだと思います。経験豊かな先生、看護師など。今の公立は経験豊かな先生もいて私は安心して働きに行けます。それが民営化になり信頼出来る先生がいなくなり新しく若い先生が来る。確かに若い先生はバイタリティと柔軟な発想があるかもしれません。でも保育は経験により蓄積されていきその経験を生かす場面は多いと思います。若い人だけで誰が経験を教えるのでしょうか?


●経験豊かな先生がいなくなるのは困ります。子育てしたことのない先生に子どもをまかせるのは不安。保育所で勉強したり習い事をするような事は求めてはいません。


●経験豊かな先生方に相談してきた事が沢山あったのに先生が変わると相談する気もなくなる。


●民営化は何より保育の質が下ると思います。働いている母親にとって保育園はもう一人の母というべき大切な存在です。先生方は驚く程一人ひとりの園児を見守ってくれています。そして親と一緒になって子ども達の成長を喜んでくれます。それもこれも長年の経験や伝統が受け継がれているからだと思います。はたして民営化をして安い給料で雇う保育士さんがどこまでできるのでしょうか。





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