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門真保育運動連絡会は、公立保育園に通園している保護者に2006年9月にアンケートを実施しました。
大阪府下で実施された民営化の状況を見て、利用者である保護者は、アンケートの中で沢山の意見、要望、疑問の声を寄せています。その一部を紹介します。
●大半の保護者は「民営化には反対だが今の公立保育所をそのまま残して欲しいとは思わない。」「もっと働き続けられるように改善して欲しい。」「民営化するより今の公立保育所をもっと良くして欲しい」と思っています。
公立保育所に対する要望で一番多いのが、何と言っても施設改善です。次は行事の曜日変更(土曜日か日曜)、病後児保育,続いて休日保育、産休明け保育、一時保育、年末・年始保育でした。他にも手作りおやつを増やして欲しい、延長保育時におやつを出して欲しいなど。
ほとんど予算が伴うものですが,産休明け保育はすぐにでも実施出来ます。大阪府下で未実施なのは門真市含めて四市です。看護師が配置されている公立でこそすぐに実施すべきです。他にも民営化しなくても出来ることはあるし、民営化しないと出来ないということはないはずです。
一番要望の高い施設改善について、民営化されないと実施されないというのはおかしいです。公立、私立問わず、子どもたちが生活する施設については市が責任を持ってその改善を行なうべきです。公立保育所がこんなにも老朽するまで放置していた事が問題ではないでしょうか?建替、大規模改修計画を立てて対応して欲しいと思います。
保育所民営化を考える