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1月6日、第9回守口市・門真市合併協議会が開催


  1月6日、第9回守口市・門真市合併協議会が門真市保健福祉センターで開催されました。こどもたちの意見の集約についての報告がされました。また、市民生活・清掃部会の事務事業の一元化が協議され、原案どおり決しました。  
 

子どもたちの意見の集約について報告
 昨年11月1日から25日にかけて実施された子どもたちの意見の集約について報告がされました。

協議事項 事務事業の一元化 市民生活部会より

市民サービスでは高い方向で調整  

  事務事業の一元化として、最初に、市民生活部会より、住民事務、商工施策、農業施策、消費生活相談等、環境・公害事業、防災対策、交通災害共済事業・火災共済事業、防犯対策、地域集会所、ボランティア保険、人権・非核平和、男女共同参画推進計画、市民まつり、国内友好提携都市交流、国際交流の取り扱いが協議されました。

  協議の中で、

●小企業事業資金融資・公害防止資金融資などは、融資額が手厚い融資の守口市の例に準じて実施、

●(門真市には事業がない)商業近代化資金融資・府制度融資分信用保障料補給・空き店舗活用促進事業補助・商店街等街路灯電気料補助が守口市の例に準じて実施、

●商業振興事業補助は補助額が多いい守口市の例に準じて実施、  

●被災見舞金は基準額が高く、基準のきめこまかい守口市のに準じて実施、

●防犯灯設置等補助・電灯料補助は補助率・額の高い守口市の例に準じて実施、  

●地域集会場の助成は、手厚くきめのこまかい守口市の例に準じて実施、  

●ボランティア保険(住民活動保険)は、保険金額の高い守口市の例に準じて実施するなど、

市民サービスでは高い方向で調整されることとなりました。 (しかし、守口市では高くなるものはなく、共済の廃止など悪くなるものはある)

 しかし、(門真市ではすでに廃止され、守口市では存続している)交通災害共済・火災共済は、「合併時に廃止する方向で検討」されることとなり、「加入者がいるのに廃止は問題。存続の方向で調整すべき」との反対の意見がありました。

協議事項 事務事業の一元化 清掃部会より

 当面は現行のとおり 問題点も明らかに 

  続いて清掃部会より、ごみ・資源物の収集及び分別、ごみ減量・リサイクルの推進、ごみ処理施設・再資源化施設、一般廃棄物処理基本計画、し尿の収集・処理の取り扱いが協議され、原案どおり決しました。 収集・分別などは、市民への理解・啓発が必要なため、「合併時、当面は現行のとおりとし、合併後新市において統一し実施する」としています。 ごみ処理施設は、新市に引き継ぐこととなったものの、協議の中で、廃止されている守口市の3合炉の撤去費用として3億5千万程度の費用()が必要なこと、門真市のリサイクルプラザは、(合併を前提にした施設ではないため)守口市の資源ごみの全てを処理することができないなどの問題点が明らかになりました。

守口市の3合炉の解体撤去費用は10億7600万円必要 合併したらその費用が新市に    

その後の調査によると、解体撤去費用は10億7600万円であることが判明しました。

 2003年1月30日開催の守口市合併問題調査特別委員会で、守口市の理事者が守口市の3合炉の解体撤去費用は10億7600万円と答弁しています。合併したらその費用が新市に引き継がれます。

 合併協議会での答弁と守口市の委員会での答弁の解体除去費用の違いがどういうことなのでしょうか。


住民投票にするか、アンケートにするか

 住民意向を聞く方法 2月の協議会で協議

  協議会での自由協議の場がもたれ、「合併の是非についての住民の意向を聞く方法について、住民投票にするのか、大がかりな住民意向調査にするのか、次回協議会で協議すべきではないか、住民投票条例制定の陳情書も提出されていることですから」との意見が出され、住民の意向を聞く方法について、次回の協議会で協議されることとなりました。

次回の協議会、2月2日(月)に加え、臨時に2月13日(金)にも開催

 次回の協議会、2月2日(月)に加え、臨時に2月13日(金)にも開催  次回の協議会は、協議事項が多くあることから、定例の2月2日(月)に加え、臨時に2月13日(金)にも開催されることとなりました。

 どちらも午後1時30分から。会場は、2月2日は守口市市民保健センター、2月13日ほ門真市保健福祉センターにておこなれます。


第9回協議会資料




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