未来の会2005年度活動方針
門真の未来とまちづくりにとって重要な守口市との合併問題は、直接請求運動によって住民投票が実現し、開票はされなかったものの、圧倒的な合併反対によって、合併は白紙となりました。市民によって市民が判断する機会を実現し、市民によって決定するという門真市の住民自治の歴史に新たな1ページを切り開いたものといえます。
しかしながら、門真市は、長期の景気低迷による法人市民税の落ち込みや「三位一体改革」などによって財政危機が進んでいます。門真市の財政再建にむけて、今年1月には「行財政改革推進部」を新設し、「行財政改革推進計画」7月下旬策定めざして検討作業を始めています。
市民不在のまま、合併について市民に説明責任を果たさず合併を進めてきたことによって合併が破綻したことを教訓にして、「情報公開と市民参加」を原則に、今の門真市の財政状況を市民に明らかにして、多くの市民に参加して将来の門真市のまちづくりプランを策定し、必要な行財政の見直しをし、市民負担についても市民の理解を得ながら進めていくことが重要です。
また、今年6月には、門真市長選挙が予定されており、門真の未来とまちづくりをめぐって論戦がたたかわれます。
未来の会2005年度活動方針として
1.市民が選択した自律都市・門真、いつまでも住み続けたい門真めざして、まちづくりの学習や調査活動を進めていきます。
2.門真市の行財政改革については、合併問題を教訓にして、「情報公開と市民参加」を原則にして進めるよう、門真市にはたらきかけます。
必要に応じて、未来の会ニュースを発行し、市民に知らせていきます。
3. 住民投票の投票用紙を開示請求させる取組みを引き続き進めます。
4.未来の会を大きくするために、賛同する団体や個人に対して、未来の会への加入を訴えます。