本日、門真市と守口市との合併の是非を問う住民投票がおこなわれ、投票総数41,133人、投票率38.58%で、住民投票は成立せず、開票しないという結果となりました。
未来の会は、「投票率50%を超えて投票を成立させよう」とニュースの発行ステッカーやティッシュ・風船の配布、市内での駅頭宣伝をおこなってきました。
投票率が50%に及ばなかったことは、大変残念な結果であり、われわれの力不足を率直に反省しなければなりませんが、多くの市民の方々がこの住民投票に参加されたことは、「まちの未来 合併は住民投票で」という市民のみなさんの期待の現れであるといえます。投票された市民のみなさん、本当にご苦労様でした。
今回の住民投票は、門真市政始まって以来、有権者の1割を超す11,454人の直接請求運動によって実現したものであります。しかしながら、門真市議会において、「投票率が2分の1未満の場合、成立せず、開票しない」という重大な修正がされてしまいました。
今回の住民投票の結果は、条例上、「成立せず、開票しない」とされてはいるものの、約2,300万円もの費用をかけた、合併の是非についての市民意向を把握する上で唯一の大変貴重な資料であるといえます。ぜひ、この住民投票の結果を開票し、参考資料として活用願いたいと存じます。
なお、未来の会は本日、企画会社に委託して住民投票の出口調査を実施しました。結果は、別紙のとおり、反対2,253(89.02%)賛成278(10.98%)と、合併反対が多数であるといえます。
この出口調査結果も踏まえて、市長・市議会におかれましては、合併の是非を十分に検討していただくことを強く要望します。
2004年9月19日
門真の未来とまちづくりを考える市民の会
代 表 河 原 林 昌 樹