第12回守口市・門真市合併協議会が、3月1日、門真市保健福祉センターにて開催され、まず、最初に、今後の協議会運営(案)が協議されました。
両市で差があり、調整が困難と思われ、市民の知りたい事項である上下水道・電算システム・学校教育(給食・奨学金・児童の検診・私立幼稚園就園世帯への補助金)社会教育(公民館、放課後児童健全育成等)など重要課題を、(第2回協議会で、協議会の終盤で協議すると決めた)市の名前・合併の期日・市役所の位置・市議会議員の定数及び任期などの重要事項や新市まちづくり計画案、財政計画案とともに、資料を調整し、総合的・包括的に議論することになりました。
次回の協議会は未定
市民が知りたいことが、またも先送りとなり、しかも協議会終盤で協議する重要事項とともに協議することになっています。
「まちの未来―合併は住民投票で」おこなうべきとの声が強まっていますが、その前提となる合併の判断材料が先送りとなっています。
次回の協議会は、当初、4月1日の予定でしたが、これらの「総括的・包括的な協議に向け、調整する資料」ができあがってから開催することとなりました。
総額25億円
守口市の大日密集市街地計画
「新市に引き継ぐ」
続いて、重要課題を除く都市整備部会、学校教育部会、社会教育部会の事務事業の一元化が協議され、賛成多数で決せられました。
都市整備部では密集住宅市街地整備事業や放置自転車対策、都市公園等、開発指導、市営住宅などが協議されました。
協議の中で、協議事項の中に、区画整理事業や街路事業が抜けており、「新市に引き継ぐ」のであれば市民にとって大事な問題であり、資料を示すべきとの指摘がありました。
守口市の大日密集市街地計画は、「合併有無にかかわらず」、10年から20年かけて、総額25億円必要であることが明らかになっています。
学校教育部会については、対象者が2割を超える就学援助費で林間・臨海学校費、修学旅行費が充実される一方で門真市の独自制度である「就学奨励金」が廃止される調整案などが決定されました。
第12回協議会資料