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上下水道使用料や電算システムの取り扱いの調整案が決定

 6月24日、第15回守口市・門真市合併協議会

   

 
  6月24日、第15回守口市・門真市合併協議会が門真市保健福祉センターで開催され、前回協議会で提案された「上・下水道使用料の取り扱い」「事務事業の一元化<水道部会>」「同<下水道部会>」「電算システムの取り扱い」の調整案が協議され、賛成多数で原案どおり決せられました。


前回協議会で 発言委員が謝罪

 協議の前に、前回協議会で上下水道会計の財政収支計画等資料の提示や「学校給食、公民館、放課後などなぜ合併後に検討、先送りなのか。合併前に統一すべきではないか」など発言した委員から、「議事の進行に支障を与えたことにお詫び申し上げたい。議事録の訂正については会長に一任したい」との発言がありました。


合併効果で 水道料金引き下げ?

 上下水道使用料の取り扱いの調整案は、合併後3年(平成20年度)に、(守口市が単独でいった場合の上下水道の適正料金を合算した範囲内で)統一するとし、それまでは現行のままとし、門真市域においては、合併効果を還元するため、基金等を充当し、合併時から水道料金を引き下げるというものです。
 意見では、門真市域においては、合併効果を還元するため、平成19年度に十六億八千九百万円、基金を充当し、合併時から水道料金を引き下げるというけれども、平成16年度末の財政調整基金残額は、門真市50億円、守口市 1億円という状況で、別に合併しなくても、水道料金を引き下げれるのではないのか、「合併効果を還元」というのはおかしいのではないか等の意見が出されました。

電算システムの協議では

 電算システムの取り扱いでは、大型汎用機を利用するシステムは守口市のシステムを合併後のシステムにするという調整案です。
協議では、技術革新が激しい分野である電算システムは、職員による運用をおこなっている守口方式でいいのか、慎重に検討したほうがいいのではないかなどの意見がありました。


7月1日・20日の 合併協議会で引き続き協議
 
 協議が長時間になったため、残る協議事項(奨学金・放課後健全育成・公民館・学校給食・市議会議員の定数及び任期・特別職等の身分・農業委員の任期)は、次回7月1日の合併協議会(会場は門真市保健福祉センター)と7月20日の臨時会(会場は守口市市民保健センター)で協議することとなりました。


第15回協議会資料




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