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合併トピックス

守口市議会特別委員会

門真市との合併住民投票条例 修正案 可決

  守口市の市民団体「住民投票を求める守口市民連絡会」が請求していた門真市との合併の賛否を問う住民投票条例案について、守口市議会住民投票条例審査特別委員会は6月7日、投票率 50 %未満の場合、住民投票は不成立とし、開票を行わないとする条項を加えた修正案を賛成多数で可決しました。9日の本会議に報告し、採決されました。

守口市議会住民投票条例審査特別委員会では

  特別委では、市民団体の条例案には、住民投票の成立要件はなかったが、委員から「住民投票を行い、開票する場合でも、過半数の市民の意思が必要だ」などと投票率 50 %以上の時だけ成立したとみなし、開票する修正案が提出されました。

  一部委員から条件を付けることに「投票率に関係なく開票すべき」などの反対の意見もありましたが、賛成多数で可決しました。

修正されなかった部分は満場一致で可決されました。

  このほか、市民団体の条例案には投票資格に、 18 歳以上の市民や外国人を含めていたが、特別委では有権者に限定するよう修正しました。

 守口市によると、市町村合併の是非などを問う住民投票は2003年末までに全国の 72 市町村で実施。このうち 42 市町村が成立要件に投票率を入れているとのことです。

6月9日の本会議

 6月9日の本会議でも、同修正案が可決されました。本会議では50%条項を盛り込まない修正案も提出され、9名の議員が賛成されましたが、少数否決となり、50%条項を含めた修正案が賛成多数、それ以外の条項については満場一致で可決となりました。

守口街づくりネットは
 守口市の市民団体「住民投票を求める守口市民連絡会」の構成団体のひとつ、「守口街づくりネット」は、「『投票率50%以下は不成立、開票せず』という厳しい条件がつけられたものの住民投票の実施を願った多くの市民の声が、住民投票条例を実現させる力になったことは明らかであり、この点から、守口の住民自治と民主主義の発展に大きな一歩をしるすものです。今後の住民運動の前進によって、その真価が深まっていくものと考えられます」としています。

 

「門真市でも住民投票をやるなら、門真市と同じ日にすればいいのではないか」守口市長

  「門真市でも同条例制定を求める直接請求が近くおこなわれる予定で、両市で住民投票が実施される可能性が出てきた。喜多洋三市長は、個人的な見解としたうえで『門真市でも住民投票をやるなら、門真市と同じ日にすればいいのではないか』と話している。投票日は未定だが、今秋までに実施される見通し。」(6月10日付「毎日新聞」より)

合併トピックス 守口の住民投票条例 50%未満 「不成立」

合併賛否「ぜひ投票を」 市民団体が呼びかけ

2004年6月10日付「読売新聞」より    

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