長さ70センチほどのレンコンを掘り出した越本大輝君=門真市北島町
河内れんこんの産地、門真市の北島地区で28日、市立五月田、二島両小学校、第七中学校の校区の人がレンコン掘りを体験した。昔は田舟にレンコンを載せて市場へ出荷していたといい、その様子を再現しようと、地元の古川から寝屋川、大川を経て天満まで約10キロの川下りも楽しみ、地域の歴史や文化を学んだ。
北畠種雄さん(56)方の畑で、五月田小6年の越本大輝君や門真署の難波恭署長ら十数人が、泥に足を取られながら、地表から50〜60センチ下に横たわるレンコンを手探りで見つけ、すきを使って掘り出した。
長さ1メートル前後の立派なものが収穫されると、見物の約80人から拍手がおきた。
門真のレンコン作りの最盛期は大正時代。作付面積は100ヘクタール以上あり、昭和6(1931)年ごろまでは田舟に載せて出荷していた記録が残る。
戦後は宅地化が進み、1985年には約15ヘクタール、現在は約4ヘクタールにまで減り、栽培農家は30軒ほど。高級食材として料亭などに人気だという。
レンコン焼酎さっぱり味 門真で一杯!「蓮の宴」
2009年11月19日付「読売新聞」より
大阪・門真市で町おこし「レンコンから焼酎」地産地消で限定販売 2009年4月6日付「日刊工業新聞」より (「大峰化学〜社長ブログ」より)