門真の未来とまちづくりを考える市民の会for the future of Kadoma City...









「まちの未来―合併は住民投票で」   未来の会講演会が開催される    12月4日

               

    

 
 未来の会は、12月4日(木)午後7時よりルミエールホール小ホールにて「まちの未来―合併は住民投票で」講演会を開催され、約170人が参加しました。 講師の今井 一さん(ジャーナリスト)さんは「住民投票は民意とのねじれを是正する」と熱く訴えました。

「日本は住民投票の先進国に。今年9月に一月で住民投票条例制定 28自治体」
 
 未来の会代表の河原林昌樹さんのあいさつの後、講演では今井さんはまず、人を決定する選挙と行為や事柄を決定する住民投票の違いをはっきり定義づけた後、「これまで住民投票は原発・基地・産廃などのめいわく施設を、ついで公共工事を標的に行なわれてきた。この数年住民投票条例を制定する自治体が急増。日本は住民投票の先進国になった。今年9月は一月で28自治体が制定。世界一の多さ。」と。


開会あいさつをする
          未来の会代表の河原林昌樹さん


住民投票のテーマは市町村合併が圧倒的多数
住民投票は民意とのねじれを是正する


 そして「テーマは圧倒的多数が市町村合併。なぜか住民が重要な地域の問題を住民が決定することを求めているから。」と、また「反対派の議員などは地域エゴや間接民主制の否定だと住民のその運動を攻撃するが、そうではない。住民投票が実施された徳島市などは民意に従って市会の決議がされ、首長や議会と民意とのねじれが是正された。民主主義がいっそう進んでいる。」と。さらに合併については「もっとも住民投票に適したテーマ、住民は十分に自らの事柄をまっとうに判断できる水準になっている。主権者が決めるのは当たり前」と滋賀県米原町や高石市などの具体例をひいて明確に論証しました。

正確な情報を住民に流すことが重要

 質問では、「市当局など合併推進派の片寄った情報や、ねじ曲げられた情報しか流されないときもある。正しい判断を住民がするために、正確な情報を住民に流すことが重要。」と「未来の会」の運動の重要性を訴えました.。

               
                        今井 一さん

      
未来の会がよびかけ

 最後に未来の会の西本事務局長より、合併協議会への要望や意見の集中と12月8日(月)予定の市長・市議会議長宛の「合併の是非を問う住民投票条例制定を求める陳情書」の団体で提出する運動の呼びかけを行い、閉会しました。

市長・市議会議長宛の「合併の是非を問う住民投票条例制定を求める陳情書」


       今井 一 プロフィール

       今井 一 「朝日新聞」掲載記事


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