2007年12月10日にタイガー魔法瓶の派遣法違反・不当解雇を問う府労働委員会での組合側の第一回審問が行われました。
証人として出席したタイガーの仲間は、「タイガー魔法瓶が面接で採用を決定したこと」「社員と区別なく仕事に従事、休暇・仕事の指揮命令まで事実上の雇用者であること」を証言し、解雇・団体交渉拒否は不当労働行為にあたることが明らかなりました。
また、証人は「普段どおり出勤して(何の説明もなく、派遣契約を解除して解雇し)門前払いされた昨年の11月24日は生涯忘れられません。今までの人生で一番辛かった」と涙ながらに証言しました。
当日は「タイガー魔法瓶で働いていた派遣労働者をすくう会」のメンバーなど26名の傍聴者で審問会場もいっぱいになりました。
タイガー魔法瓶の派遣法違反・不当解雇と闘っている仲間を支援する「すくう会」(会長・西本市職労委員長)が2007年11月30日に結成されました。
現在、大阪府労働委員会に団体交渉拒否など不当労働行為救済を申し立て、大阪府地方裁判所においてタイガー魔法瓶への直接雇用と慰謝料の支払いを求めて闘っています。
「タイガー魔法瓶で働いていた派遣労働者をすくう会」
結成総会 2007年11月30日(金)
「一方的に派遣解除」
大阪の女性 タイガー魔法瓶を提訴 2007年2月26日付「朝日新聞」夕刊