子どもたちを犠牲にする民営化はやめて

 保育所民営化反対決起集会

   
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                          保育所民営化を考える


 2007年7月18日午後5時間45分から、門真市職労は、府下では例のない保育所の半数以上(4園)を一度に民営化する市のやり方に対して、本庁舎前で保育所民営化反対決起集会を行いました。

  集会には、大阪自治労連や地域労組の仲間たちも多数駆けつけ、すべての保育所の保育士やアルバイト職員はもちろん、すべての支部補助組織の組合員や、子どもたちを連れた各園の保護者ら200名余りが参加。

 集会は、アルバイト労組「スマイル」のオープニングのダンスでスタート。「保育が好き。わたしたちと子どもを引き裂かないで!」と訴えました。

  

 門真市職労西本委員長・門真保育運動連絡会の足達会長などの挨拶のあと、民営化の対象になった4つの保育所の保育士や保護者の立場から、つぎつぎと怒りの声が上がりました。

●「民営化の話がでてから、保護者同士が夜も集まっている。子どもの笑顔が消えるのはこわい」「公立の保育園を選んで入ったのに、なぜ民営化するんですか?」(泉町保育園)

●「ゼロ歳児の保護者。子どもは親と離れても泣かないが、先生と離れると泣いてしまう。いつまでも先生はそのままでいてほしい」(柳町保育園)

●「市の南西部に公立保育所がなくなるのはおかしい。公立保育所を希望するひとはどこに行ったらいいのでしょうか」(北島保育園)

「行政の財政難のツケを子どもにまわさないで」(小路保育園)

 など涙ながらで訴える保護者の姿もありました。


 民営化対象園になっていない3保育所からも「保育の要望はたくさんある。保護者の要求をとりあげてほしい」「市のまったく一方的なやりかたは許せない」「対象でなくても民営化は反対です」の声がだされました。

 

 

 集会では、今後、市長に向けての「ひとことハガキ運動」「民営化反対要請FAX」などのとりくみをすすめていくことが確認されました。

 「子どもたちを犠牲にする民営化はやめて!」の気持ちを込めて、「手のひらを太陽に」の替え歌で、民営化反対への思いを熱くしました。

 集会の最後に市長に向けて「財政難のツケを子どもにまわさないでください」などと全員で唱和しました。




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